プログラミングは家庭で学ぶのが一番!安くて手軽でじっくり学べるオンラインラーニング「Udemy」

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プログラミングは近い将来の必須スキル

小学生や幼児にプログラミングを教える、プログラミング教室の人気が年々高まっています。
背景には、国内や海外におけるプログラミング教育の推進の流れがあります。 文部科学省が2020年からの小学校でプログラミング教育の必修化を打ち出したり、海外でもオバマ大統領がCode.orgを使ったプログラミング教育の推進を打ち出すなど、世界中の国々が、IT教育をさかんに進めて人材育成を行っています。今の子供たちが成人する頃には、国際的に活躍する人材になるためには、どんな分野であってもプログラミング的な思考力は必須の能力となるでしょう。

さてこのプログラミング能力ですが、どうしてそんなに必要な能力とされているのでしょうか。

プログラミング能力とは、狭い意味ではコンピュータを動かすための命令文を書く技術のことですが、もっと広い意味では、与えられた課題を解決するために、作業の流れを組み立てる一連の能力を指します。つまり、プログラミングとは、与えられた課題を分析して細分化し、それらの解決方法を論理的に順序立てて考える力、すなわち問題解決能力そのものなのです。これはコンピュータのプログラムを書く作業だけにとどまらない、もっと総合的な能力です。そのために、これからの人材には、コンピュータと直接関係ない分野であっても、プログラミング的な発想が必要になると考えられているのです。

プログラミング教室は満席続き

さて、このような重要な分野でありながら、日本におけるプログラミング教育はまだ本格的に始まっているとはいえません。公立小学校でのプログラミング教育は、まだ指導者を育成している段階ですし、学校以外の習い事としてのプログラミング教室も、東京では増えてきたものの、全国的に見るとそれほど多くはありません。教える側の人材不足に加え、生徒一人一人にパソコンを用意する必要があるなど、設備を整えるために費用がかかるため、週1回のコースで、月2万円程度の月謝になるところが多いようです。習い事としては高額な部類に入りますが、それでも募集したとたんに満席になるスクールも多いです。

そんな高額かつ人気のプログラミング教室ですが、その指導内容については、教室によって様々なようです。日本の将来を担う技術者を育てるという高い理念のもとで指導を行っている教室も数多くある一方で、ブームに乗って、無料の開発環境である”Scratch”を使って、ロボット制御やゲームプログラミングをする程度で修了とするような教室も見られます。

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出典:https://scratch.mit.edu/

“Scratch”というのはMITが開発した初心者向けのプログラミング開発環境で、無料で誰でも使うことができます。プログラミングの基本である条件分けやループ処理などを、一目で見て理解できるように作られた、高性能で親しみやすいプラットフォームです。ただ、子供向けで親しみやすい見た目のために、使う側もどうしてもゲームプログラミングのようなビジュアル重視のものを作ってしまいがちです。

子供にとっては、自分の作ったゲームやアプリが動いたり、ロボットを制御できるのはおもちゃ感覚でとても楽しいので、時間を忘れて没頭するかもしれません。しかし、本格的なアプリやゲームを実装しようとすると、細々とした作業にとにかく時間がかかるのがわかると思います。特に、細部までこだわったリアルなゲームを作りたいというお子さんの場合、黙々と1時間細かい作業をやって終わり、ということにもなってしまい、せっかく高い月謝を払って習いに行ったのにという不本意な結果になってしまいます。

本来であれば、プログラミングの中核は、条件分けや繰り返し処理を組み合わせて、多くのデータを処理して問題を解決するところです。ここまでの技術を教室でもきちんと教えてくれると良いのですが、細部に時間を取られて、「自分が書いたプログラムがとりあえず動いた!楽しかった!」という段階までで終わってしまう教室もあります。

ですから、プログラミング教室を選ぶ際には、その指導力を見極める必要がありますが、なかなか客観的な評価は難しいものです。
費用に見合ったプログラミング教室は、どうやって探せばよいのでしょうか。

世界最大のオンラインラーニング教室、Udemy

費用は安く、移動などの労力も抑えたいと考えると、自宅でのオンライン学習がお勧めです。
Scratchはもともと、子供達が自分で理解できることができるように開発されたものです。オンラインで無償で誰にでも提供されていますから、パソコンとインターネット環境さえあれば、家でもプログラミング教室と全く同じ環境で学ぶことができます。

後は指導してくれる人さえいれば良いのですが、それには、こちらのオンライン通信講座、Udemyが最適です。



Udemyは世界中で1200万人以上が学ぶ、世界最大のオンラインラーニングサイトです。65000以上の講座が開講されており、特にIT・プログラミング関連の講座が充実しています。Benesseコーポレーションとの提携のもと日本語版も用意されており、日本語による講座が数多く揃っています。

この中でも、子供向けプログラミング講座の入門に最適なのがこちらの講座です。



動画でまなぶScratch 『小学生からはじめるわくわくプログラミング』

講師の阿部和弘氏は、10年以上も子供向けプログラミング指導に携わってきた、プログラミング教育の第一人者です。
ですから講座の内容も、単純なゲームだけでは終わりません。カリキュラムも、算数編・国語編・理科編・社会編・音楽編と分かれていて、それぞれの科目に応用した使い方が習えます。
一つ一つの講座は5分程度に区切られており、まずは講義を聞いて、その後で自分でScratchを使って作業をしながら理解するという方式になっています。

実際のプログラミング教室に通った場合でも、1時間ほどの授業のうち、前半は先生が説明をし、後半は生徒が手を動かしてプログラミングをしているのを先生が見守るという流れになっています。この講義部分だけを集めたのに相当する解説動画が、全42回、長さにして4時間分収録されて、わずか3000円で受講できます。プログラミング教室に通って同じだけの講義を受ける場合、約10か月分、月謝にして20万円程度になると考えると、コストパフォーマンスは圧倒的に高いといえるでしょう。

こちらは5歳から始められる入門講座です。



動画でまなぶScratch Jr『5才からはじめるすくすくプログラミング』

プログラミング教室は、小学生以上を対象としているものも多いのですが、家庭で学べるオンライン教材であれば、幼稚園児のお子さんでも、問題なく始めることができますね。

これらの講座だけでも十分にプログラミングの基礎が理解できますが、これらを修了した際には、更に本格的なプログラミングを扱う講座もあります。



Scratchで学ぶ科学的思考プログラミング 前編

こちらは主に中高生向けとされていますが、上の講義などでScratchの基本を学んでいれば、小学生でも理解することができるでしょう。
こちらもScratchを使った講座となっていますが、本格的なプログラミングへの入り口として、ゲーム的な要素はやや控えめにして、プログラミングが身の回りの生活での課題を解決していく様子を実感できる講座になっています。

この講座は、前編・中編・後編に分かれています。
前編では、プログラミングの基礎である、変数・座標についての解説から始まり、構造化プログラミング、if文、ループ、乱数などの基礎について学びます。
中編では2次関数などの描画から始まり、ロボット制御に欠かせないフィードバック制御についても学びます。
後編では、サッカーゲームやアリの群れのシミュレーションを通じてオブジェクト指向を学びます。

この講座を学べば、プログラミングに必要な概念は一通り身につくでしょう。 正直なところ、通学の高額なプログラミング教室であっても、これほど本格的なプログラミングを教えてくれる教室は少ないのではないかと思います。
とはいえ、「プログラミング技術を学んだ」といえるためには、このくらいは習得しておいてほしいというレベルの知識でもあります。

Udemyでは他にも色々な講座が用意されています。
更に本格的なプログラミングに進みたい場合は、iPhone/Androidアプリの開発講座や、JavaScript、ゲーム開発向け言語のUnityなどの入門講座などもあります。
また、お母様向けにも、英会話や子育て、ウェブデザイン、ヨガ、ネイルなど、多彩な講座がありますので、興味のあるものがきっと見つかることでしょう。

こちらは、コーチング理論に基づいた子育てメソッドについての講座です。お子さんの能力を伸ばす声かけの仕方について、受験生を持つお母様にとって参考になることも多い講座ではないかと思います。


能力を無限に引き出す子育てメソッド! 人工知能時代に必須の『自分で考えて行動する力』『コミュニケーション力』を身につける

さて各講座の受講価格を見て気付かれたかもしれませんが、それぞれの講座の受講費用は、期間限定セールなどで割引されている場合がありますので、こまめにチェックしてお得な期間に受講することをお勧めします。

実際のプログラミング教室に比べて、費用も、通う手間も格段に抑えられますから、これ以上習い事に通う時間が取れないお子様にもおすすめです。すき間時間に自宅でプログラミングを学んで、これからの時代に必須スキルとなるプログラミングを身につけましょう。

Photo credit: Scott & Elaine van der Chijs via Visual hunt / CC BY

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